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登場

松居「ラジオは出るとかって」

金子「ほんと何回かですね、今回で二回とかそのくらいですね」

松居「金子大地という役者は…これからの日本映画を支える俳優と言っても過言ではない」

金子「いやいやいや…」

松居「映画好きな人は絶対見てるし、テレビにもね、今いっぱい出てるから」「バイプレのときは本人役だったし1シーン2シーンくらい映画版で撮っただけなんだけど、なんか、すごい、こう…」

金子「なんかこう…目あった時点で、あれ、なんかあるんじゃない?という感覚があった」

松居「他の監督の金子くんの出演してる映画を観てて、面白いなじゃないけど。本人の感じと出てる作品の雰囲気が全然違うじゃない」

金子「ほんとですか?うれしいですね」

松居「それがすごく面白かったし、この人といつか何かやるんだろうなってなんとなく思っていたんですよ」

金子「僕目が合ったときに、あ、絶対この人となんか合うんじゃないかなって。これ男子特有の感覚なんですかね?絶対仲良くなれる雰囲気って目が合ったらわかる感じありません?あ、なんかすいませんなんか…」(急に冷静になる)

松居「(笑)共通の知り合いで板橋駿谷っていうボスゴリラみたいなやつががいるんだけど。あいつもいいやつだしね。あいつとかと一緒に銭湯行ったりとかして」

金子「サウナ好きだからみんなで行こうっていう話になって、先に板橋さんと松居さんがいて。僕仕事かなんかで遅れて行ったんですよね。そしたら全然サウナなくて、ぽつんと二人でお風呂入ってたからなんだこれ?と思って」

松居「ボスゴリラと俺と」

金子「特に会話するわけでもなくぽちゃーんと座ってて」

松居「交互浴しかないと思って。蒸し風呂とお風呂交互に入って(笑)あると思ったらなかったんだよね」

金子「いや~、おもろかったなぁ」

松居「今度サウナ行きましょう」

 

大河の話

松居「今むちゃくちゃ頼家可哀想で、追い出されたとこなんですよ、時間軸としては。可哀想じゃない?ずっと可哀想だよね?」

金子「いやめちゃくちゃ可哀想ですよね。ずっと可哀そう。嬉しいですそういう風に言ってもらって。見る人によっては、何だこいつ?みたいな」

松居「あーそうか、メインの人たちのね(から見たらね)。大河ドラマの現場ってすごい人達がいっぱいいるじゃない。どういう雰囲気の現場?」

金子「いや~もう、僕なんてもうほんとガチガチで。ほんと全然だめだめでしたね、リハーサルから本読みから全然できなくて。小栗さんが話しかけてくれて、多分僕ががちがちになってるところを見てそう思ったのか、すごい距離を詰めてくださったおかげで、ほんと途中からですよ、途中までふわふわ浮いているような感じで芝居してたので。もうダメダメでしたね」

松居「しかもさ、大河ってセットでカメラめちゃくちゃあって、どこから撮ってるのか分からないみたいなやつよね」

金子「そうですね」

松居「映画は一台のカメラで芝居してっていうのとはまた違うよね」

金子「そうですね、確かに。初めての感覚でしたね。だからってパッパパッパどんどん進んでいくから、毎回終わる度に今のでよかったかなー?あれでよかったかなー?って思いながらどんどん終わっていく」

松居「追い出された週のガっとするやつは上手くいってたよね」

金子「観てくれたんですか?ありがとうございます(笑)」

 


まほリノの話

松居「リノベも(大河と)同時期に撮ってたの?」

金子「いや、後半ちょっと重なった部分はあったんですけど、(大河)終わった後インみたいな感じだったんで」

松居「(まほリノは)わちゃわちゃしたコメディーと言うか、全然鎌倉殿と雰囲気違うからさ」

金子「そうですねー」

松居「それは楽しい?全然演技のスタイルが違うのは」

金子「うーん、でも変身願望みたいな、変わりたい願望はすごくありますね、昔から」

松居「自分から遠ければ遠いほどってこと?」

金子「遠いと難しいんですけど、どう自分に寄せていくか、みたいな。いろんな自分があるんだろうなっていうか」

松居「遠いとむずいけど燃える、みたいなこと?」

金子「いやでも遠いとできないから」

松居「できないから(笑)」

金子「できないから(笑)ほんと自分勝手にやってますけどね」

松居「ドラマもさ、ポップなのもあればシリアスなものもあって、映画もあって…ってなったときに金子くんの中では仕事の選び方っていう言い方が正しいのかは分からないけど…スタンツってどういうスタンツ?」

金子「ドラマも映画も舞台もほんと頑張っていきたいって思いますし、ちょっとした作り方とかみんなの熱量って作品によって違うときってあるじゃないですか、その中で面白いものがあるなって思ったときは(出たい)」「あとやっぱり使いたい!って思ってくださる人がいたら、それに応えたいって気持ちはちょっと強いですね」

 

俳優になったきっかけの話

松居「いつから役者になりたかったの?」

金子「高校卒業して、事務所に入りましたオーディションで」

松居「それはお芝居がしたくって?」

金子「そうですね、田舎者だったので。まず東京に行きたいっていう気持ちが強くて」

松居「それは大学とかじゃなくって?」

金子「そうですね。それで俳優に。映画とか観るのもすごく好きだったし、やりたいなと思って」

松居「大学入って東京でどうこうするとかじゃなくて、高校時代に映画が好きで、芝居がやりたいから東京に行こうと思ったの?」

金子「まず、大学行くって親に言ったときに、『大学なんて行かせられないから。行くんだったら自分で奨学金で行きなさい』って言われて(笑)でも大学行く理由が多分、遊びたいからなんだろうなっていうのが親にバレてたんですよね。本当にやりたいことなんて何もなかったのにとりあえず大学みたいな感じは僕の中にもあったから、それはバレてたので。『やりたいことが見つかるまではフリーターでも何でもいいから自分が本当にやりたいと思うものをやれ』って言われて、そこから」「でも本当勢いですね。オーディションがたまたま北海道で開催されてたから受けたみたいな感じで」

松居「あとは呼ばれたから行ったみたいな感じで」

金子「そうですそうです」

松居「じゃあ東京来てからだんだんこれでやっていくんだって腹くくった感じで」

金子「そうですそうです。東京来たての時は仮面ライダーやって、CMバンバンやって、朝ドラ決まって…みたいなのを描いてきてたから(笑)」

松居「高校で何を見てとか、誰の映画を観てとか、誰の芝居を観て憧れたとか?」

金子「なんだろう…親が観てた影響が大きいんですけど、『北の国から』とか、倉本さんの作品をすごいうちの親が観てて。その時の吉岡秀隆さんのお芝居だったり、そこはちょっと強かったかもしれないです。こんなに人を感動させられるって…でも作り物って思った瞬間の、あれってちょっとドキュメンタリーにも見えるような…」

松居「そうだね、成長していくからね」

金子「なのにこれは作り物って思ったときの、ドラマじゃないときの俳優の姿を見たときに、なんだこれは!かっこいい…!!みたいなそういう感覚があって。もう、田中邦衛さんなんて黒板五郎でしかないと思ってたんですよ、僕は。でもバラエティーかな?何かの映像を観たときにうわ~!と思って。全然違うかっこい~!みたいな。そういうのがありましたね」

松居「芝居か芝居じゃないか分からないくらいもう騙して…、それもかっこいいしね」

金子「かっこいいって」

 

手の話

松居「オファーが来たときと言うか、台本を読んだときってどういう印象だったんですか?」

金子「僕ほんとロマンポルノとか見たことがなくて」

松居「世代がね」

金子「はい。でも読んでみて、これってひとつの映画じゃんって思って。やっぱり松居さんが監督だから。ほんとそれですね。是非っていうか。僕松居さんの作品観てるし。ずっと周りからは『出てそうなのにね~』みたいなことは(笑)結構お仕事されてると思うんですけど、俺全然(呼ばれ)ないなーと思って(笑)まあバイプレイヤーズもまたちょっと違ったじゃないですか。」

松居「そうだね、(出演者が)多かったからね」

金子「(だから)やっと来た!うれしい!みたいな感じで。是非!って気持ちですね」

松居「どういうスタンツでお芝居するんだろうって結構ドキドキしちゃうんですよ。自分色に染めないほうがいいのではないかとか、金子大地という役者は勝手にどんどんどんどん作りこんでいくタイプなのか…?とか悩んでたんですけど。クランクイン前にリハーサル何日かしたときに、手の森って役ははクズにもできるし、真っ直な奴にもできるし、芝居の仕方で森のイメージ全然違ったから。それをどういう風に来るんだろうと思ったら、最初に読みながら『分からないですごめんなさい!』みたいな(笑)すごいその感じがね、俺も分かんないんだよ、って言って(笑)ちょっと話そうってなって、福永さんとかと一緒に。話せたのがすごいよかった」

金子「期間がね、スパンがすごいギュッとなってて」

松居「ロマンポルノだからね、8日間とかなんだよね、撮影期間が」

金子「だからもう自分で抱え込むのやめて、とりあえず時間ないから」

松居「悩んでる時間ないから話し合おうって」

金子「とりあえず話し合って。どんな風にやっていこうかみたいなことを。最初からもうわかんないです!って感じで行こうって。それが逆に僕自身もよかったなって、相談してよかったって」

松居「身も心も裸になって話したみたいな感じがある。現場でいちばん印象に残ったっていうか、覚えてるところあります?」

金子「え~…なんだろう。部屋の濃密な、ちょっとした会話。森とさわ子の。長いシーンだったかな。あれはやっぱり緊張しましたね」

松居「あ~緊張した?映画を試写で見た人がすごく二人の会話が自然だったとか。どうやって演出したしたんですか?って聞かれるんですけど。あれ割とそんなにしてなくて。金子くんと福永さんの多分お芝居でリアリティじゃないけど、ほんとにすぐ隣の部屋でやってる、行われているんじゃないかっていう会話はどうやって作っていったの?」

金子「っていうか、松居さんがそっと見守ってくれていたから、多分できたんですよね。あれ一個でも『いや、こここうやって』っていうのがあったら、長回しで撮っていくときにそれが絶対意識行って、濃密なシーンだからこそ固くなっちゃう気がしたから。だから…あえて何も言わなかったからできたんだなって思うから」

松居「でもさ、ラブシーンっていうかさ、絡みのとこってめちゃくちゃ段取りあるじゃない。あれは大丈夫だった?逆にあれはもう動きがもうほぼダンスみたいに決まってたじゃない」

金子「あれはね…リハーサルしといてよかったかもしれない」

松居「そうだねそうだね(笑)体で覚えておかないとね(笑)俺が覚えてるっていうか印象に残っているのはね、ネタバレにならない程度に話すと、ふたりとも裸でいて、奥側向いてて。福永さんがゴミをぽいって捨てるという、台本ではこれで終わりなんだけど。その後に森のところにもちょっと捨てるゴミがあって。福永さんが奥にいて、手前側のごみ箱に向けてぽいって投げて。そしたらポンって外れて。そしたら自然にぱって立ち上がって、ゴミ拾いに行こうとするから(笑)全裸だから金子くん(笑)あれって無意識、裸であるってこと忘れてたのかな(笑)」

金子「う~ん(笑)」

松居「入らなかったと思ってバっと立ち上がって。カメラに向かって。まあ前張りした状態で歩いてきて、アって(笑)前張りを隠した瞬間めちゃくちゃ印象的で(笑)絶対使えないわと思って(笑)」

金子「何とか使うって言ってましたけど(笑)あれはおもろかったっすねー。楽しかったtっすね。あとはベランダのシーンも俺は結構」

松居「そうね、チラシのビジュアルにもなってるあそこの」

金子「僕撮影実質4日間で撮ったってなったんですけど、でも全然4日な感じしないんですよね」

松居「リハーサルもあったし、めちゃくちゃ濃かったですよね」

金子「濃かった」

松居「最後なんて朝までだから」

金子「しんどかったですもんね、体力的にも」

松居「途中、10年映画監督やってどんどん規模小さくなってるんじゃないかって思って、やってどう頑張ればいいんだとか思ったりしたけど、取り終わったときにはやってよかったって。ロマンポルノっていう、結構制約が多かったりするけども、でもだから作れるものがある気がして。だから観てほしいなと思います」

金子「ほんとに」

 

R18談議

松居「これR18作品なんですけど、どうやったら多くの人に届けられますか?」

金子「(食い気味に)これR18ってやっぱ書かなきゃいけないんですか?」

松居「おっどうしたの(笑)尖ってんな」

金子「R18じゃなくても大丈夫なんじゃなのいかって思うんですけどね。R18が良くないんじゃないですかやっぱり」

松居「それちょっと映倫に言って(笑)」

金子「R18ってちょっとこう、『あ、はーい』みたいな風になるから」

松居「でもなんか逆にさ、バトルロワイアルみたいなR15って言われるから見てみたくなるみたいな」

金子「『R18(弱)』とかにすればいいんじゃないですか。そしたらちょっと『あって”弱”なんだ』みたいに」

松居「なるほどね」

金子「『弱』『中』『強』みたいにして。そういう風にやれば『R18だけど”弱”か』みたいな。そういう感じにしてほしいな」(真剣)「(R18表記)あんまよくない気がするな」

松居「R18のハードルでね。『弱』ってつけるのはこっちの自由だもんね(笑)」

金子「そうですね(迫真)」

ふたり「(笑)」

金子「何の話をしてるんだって感じで(笑)でもどうやったら多くの人に観てもらえるんでしょうね」

松居「わかんないの」

金子「なんとしてでもバズらせたいんですけどね、こっちとしては」

松居「そうなのよ。どうしたらいい?」

金子「うーーーーーんやっぱりほんと身内?全員Filmarks評価5にして」

松居「ダッセエ!!!!ダセェ!!(笑)」

金子「先入観で見せさせる作戦というか??」

松居「とりあえず今聞いた人みんなチェック5にしてって言って(笑)めちゃくちゃダセェ!」

金子「『とりあえずチェック5にしといて!』ってつって(笑)」

松居「めちゃくちゃダセェ!!(笑)」

 

松居「金子くんからこれから見たくなる一言だけもらってもいいですか。『手』について」

金子「いやまずね、まず、映画ファンの人たちは多分みんな楽しみにする部分だと思うんですけど、あの松居さんがロマンポルノ撮るっていうのは僕すごい気になるんですよ。やっぱり松居さんって…」

松居「青春とかね」

金子「男子?を切り取るのがプロフェッショナルというか。青春というか。さわ子という女性をどう切り取るのかっていう所がすごい楽しみでクランクインしたんですよ。割とさわ子の主観で動いていくというか。女性をどういう風に切り取るかみたいな。それをほんっとに上手く、あんま言うのやめよ。素晴らしくて。だからこれだけ言ってももうすごい伝わったと思うんですけど。まずそれだけで観たくなるでしょって思うし。みなさんの中にロマンポルノってどういうイメージがあるのか分からないけど、山﨑ナオコーラさんの『手』という小説が映画になっているから、なんていうんだろうな、本当に一つの、映画?」

松居「ナオコーラさんで言えば『人のセックスを笑うな』しか映画化されてないから」

金子「だからそこも含め。面白ポイントと言うか。観たくなるポイントはあるんじゃないかなって」

松居「あと金子くんがめちゃくちゃいい」

金子「(被せて)そう。金子くんが出てるっていう」

ふたり「(笑)」

松居「そう金子くんが出てるし(笑)」

金子「あと松居さんと…」

松居「悩みながらできてるっていう」

 

選曲の話

松居「なぜこの曲にしたんでしょう?」

金子「ラジオで自分の曲を選曲するっていうのはすごく僕楽しみだったんですよ。だからここはちょっと一本王道というか。『あ~やっぱ良いよね!』って。誰にも有無を言わせない?何も文句を言わせない?」(迫真)

松居「(笑)じゃあ勝ちに来たのね?この選曲は」

金子「勝ちに来た~…」

松居「守りに…?」

金子「守りじゃない!!!守りじゃない!!!!(デカ声)」

松居「この選曲は”守りじゃない”?(笑)」

金子「守りじゃない!!だってこれイ~⤴もん。だって俺ラジオでこの曲流れてたら、俺ほんと、いい~~やっぱいい!!!何百回何十回聴いてる」(興奮)

松居「深夜二時ごろにね?(笑)」

金子「深夜二時ごろに聴いてるけど!!!(デカ声)やっぱいいわあって深夜にこれ流れてたらいいわあ!!!ってやっぱ思ってもらいたいんで」

松居「わかりました(笑)」

金子「くるりで『東京』……」

 



家族のはなし感想

映画『家族のはなし』の感想です。 

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公式HP〈https://kazokunohanashi.official-movie.com

 

ずっと観れずじまい、、というか完全に脳内の「大地くん出演リスト」から抜け落ちてたのですが、彼の歌が良かったという感想を読んで即観ました。 

 

推しが歌う、とはなかなか怖いもので

推しがアイドルだとしてもバラエティでカラオケしてたりするとドキッとしてしまうし、

本業ではない俳優が歌うとなると尚更緊張感が増してしまう。

 

そういう時は「いや、これがこの人の仕事だからね!?バンドのボーカル役ってことはんなもん上手いに決まっとるじゃない!!」と言い聞かす。そうそう。イコールにしちゃダメ。

 

大地くん、大丈夫だろうか。

私はちゃんと観られるだろうか。

 

ハンサムフェスすらまともに観れていない私が(ダンス見るのも怖い)バンドのボーカル役をまともに観れるだろうか。

 

(今更ですが大地くんは主人公(岡田将生)がやっているバンドのメンバー(VoGt)という役どころです)

 

一抹の不安を抱えたまま、ツイッターやFilmarksで見た「金子大地くんの歌良かった!」というレビューに全責任を預け、観ました。いいぞ!自分!進め!

 

 

 

(やっとここからが本編ですよ〜!)

 

 

よかったです!

よかったよかった!

 

歌上手いって言われてたからなんだかんだ期待してたけどスゲェ!って感じではなく

(この人歌うとこんな声になるんだな〜)と思った。新鮮でした。

 

 

結果として一番良かったのはライブシーン以外のところで、

デビューすることが決まった後の居酒屋シーンとか

そのあと家でだべるシーンとか

居酒屋で解散の話をするシーンとか

いきなり岡田将生の地元に現れるシーンとか

 

そこらへんが、あぁ〜上手いな〜と思った

 

特に好きなのがいきなり岡田将生の地元に来たところなんですが

(面接ぶっちしたのにスーツで登場する)寛太くん「おかげで面接いっこ諦めてきた」

大地「ほら〜」(指差しながら)

という場面があるのですが、

この「ほら〜」までの間と言い方、それにハハハ、と笑う感じ。

 

こういうめちゃ自然!なシーンが(大地くんに限らずですが)すごいな〜と思う。

 

台本的に順番くるのが分かっていて、次にここで喋るから!というタイミングでタバコ吸うのをやめたり、ビール飲むのやめたりして(今から喋りますよ〜!!)という気配を感じるとちょっと萎えてしまうんですが、そういうのがなく、自然な雑多感があったのがすごく好きでした。

 

大地くんは結構分かりやすい役とか、キャラクターがしっかりしてる役とか、ストーリーがフィクション感あるものが多い印象で

つまり居酒屋で普通の大学生が好き勝手話す系の作品に出てるイメージがなかったのですが、それを実は2018年にやっていてなおかつ似合ってるのが分かって良かった〜!

 

今でこそムビきゅんのおかでで大分大地くんのトークも安心して観られるようになったのですが、(内田真礼さんありがとうございます)

この映画を撮影していた頃は舞台挨拶もままならない時で、、、

そんな時期にはっちゃけてテンションブチ上げバンドマンをやれたの、偉いよ、ほんと!!

偉いとかいうな!という声が聞こえてきそうですが

普段はちょっと聞いている方を不安にさせる声の小さな彼が(最近は大丈夫です!)カメラが回るとちゃんと切り替えて、精一杯頑張る人で良かったなぁと思ってしまう。

 

当時のインタビューを読んだのですが、自分の歌が映画で流れるのはなんだか気持ち悪かったです(笑)と言い放ったり、これを機に音楽活動をしたい気持ちはありますか?という質問には「ありません」と断言しており、

私はこの人のこういうところが心から好きなあと思ってしまった。

 

どんな役でもとにかく一生懸命にやるけど、芝居以外では無理せずそのままの感じが大地くんのいいところだと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

、、、えーっと、終わりです。

このはてブロ、映画の感想になってました?

大地くんが好きと言い放ち終わった気がしますが

映画を見てストーリー等の感想ではなく上記のようなことを思っちゃったので、ま、いいや。

ちなみに大地くんの出演シーンは10分〜15分なので、気が向いたら見るくらいの映画でした。

 

次はきみせかの話でもしたい!

では!(-.-)y-., o O

金子大地が好きという話

金子大地くんお誕生日おめでとう!!

祝25歳!!

金子大地くんが好きすぎてどうにかなってしまいそうなオタクが、誕生日という素敵な日にこれまでためてきた「好き」をお祝いムードに紛れ込ませて、ひっそりと爆発させているブログです。

こういうタイミングがないと、一生ため込んだまま終わってしまいそうなチキンなので、なんか言ってるなぁくらいに思いながら読んでくれる同士がいたら幸せ・・・

それでは。

 

 

 

大地くんを好きになったのが2019年の腐女子、うっかりゲイに告るだったのでかれこれ2年以上が経ったけど、未だに寸分の狂いもなく好き!の気持ちが続いていて自分でも驚く。

 

毎日好きだなぁと思っているのだけど、自分のTwitterの投稿を見返して、こんなに好きなのに全然愛が伝わらない・・・と自分に幻滅した。なんか!!すごく冷たい感じがする!!違う!!140字では収まらない愛があります!!!!

というわけで、以下、毎日毎日大地くんのここがいいよなぁと思っていることをひたすら羅列していきます。

 

 

 

まず、顔が好き。

Twitterで○○くんに似てるって言われまくってるあの顔が好き。

大地くんと言えばやっぱり目でしょう。セリフのない、表情のみで演技するときに、めちゃくちゃ感情を伝えてくるあの目が好き。わたとなの監督の「瞳の揺れ方が特徴的」という言葉に100万回うなずいた。そう、瞳の動かし方で感情を伝えてくるんです!!!

 

あと、大地くんの白目が好きなんですよ…。目が大きいからか、黒目が横に向いたとき白目の範囲がめちゃくちゃ大きくてきれいだなぁと毎回思う。すっごくきれい。

そしてまばたきがゆっくりでかわいい。なんでかわからないけどまばたきが遅い。大地くんはしゃべるのも遅いが、まばたきも遅い。

動画を巻き戻そうと思ったり、一時停止させたりすると遅いまばたきのせいで大抵白目か半目になってる。金子大地あるあるじゃないですか?でもこれを演技で入れられると本当に色っぽくて良いんですよね…。

 

鼻筋もまっすぐで、こんな美しい横顔ある!??と毎回思う。大地くんは横顔の映えがすごい。

大地くん、キスシーン結構多いじゃないですか。アレ、横顔がきれいだからじゃないですか??!大地くん、ラブコメとかスイーツ映画以外でのキスシーンが多いから、結構がっつりめが多くてそういうとこも好きってなる、もう何でも好きです。

 

顎から首にかけてのほくろも奇跡的な位置にある。美しい横顔のカット共に三連ほくろが見えてわぁ・・・ってなる。私が古代エジプト人だったら間違いなく星座を描いている。

あざとすぎない口角の上がった口もかわいくて好き。

 

大地くんは前髪ありなしで顔の印象が変わるとよく言われているけど、前髪をおろしているときの純くん、伊尾辺りの、物静かだけど胸の内にいろんな感情を抱えてて、物静かってことは=自分ひとりですごくいろんなことを考えていて、それがあるところで爆発する、みたいなキャラクターが凄く好き。

 

でもな、大地。大地は太りやすいのではないか…?たまにびっくりするぞ。

君のインタビューを読んでいると分かる、休みの日はずっとベットにいて、飲むと食うしかやっていないんだろう。ダメだぞ。大地は太ると顔に出やすいからね。

太らないでね。できれば+act7月号くらいの細さをキープしてくれよな。

(↑を書いた後に2018年ViVi9月号を読んだところ、自分は太りにくい体質だからなんでも気にせず食べる。でもむくみやすいので撮影前はラーメンは控える。と言っており、え!??ってなった。身体は太りにくいけど顔に出るタイプ??自粛明け太ってたよね??)

 

 

演技も好き。

腐女子うっかりは何度も見るくらい大好きだけど、やっぱり5話のラストがドラマ至上一番の名シーンでは…?と思うくらい好き。カメラのアングルも、ドキュメンタリーっぽい演出も凝っていて、大地くんのドラマ初主演がこんないいチームでできてよかったなぁと思う。

あのヒリヒリしたシーンで、心はもう死んでるのに涙は出てくる、みたいな泣き方が何回見てもすごい演技だなぁと思う。私が大地のマネージャーなら5話を焼いて各局のプロデューサーに売り込むわ!

アミュモバのBBQ回で、ナラタージュの泣きの芝居について話してたけど、ナラタージュから腐女子うっかりまでの急成長がすごい。目の演技も好きだけど、泣く芝居も上手くなったなあと感心してる。

 

で、大地は声がいいんですわ!!声!!!

前に「大地は棒に聞こえる声質界のトップ」というツイートをしたんだけど、大地くんはあの声質のままただ喋ったら多分棒に聞こえると思う。そういうタイプの声質。何年か前はそういう時結構あったんだけど、最近の大地はあの声質を上手いこと昇華させていると思う。

 

大地の声はぴんと張った細い糸みたいだと感じていて、大地が喋るたびにその糸が小刻みに揺れている、そういうイメージ。前はその糸がぴんと張ったまま喋ってたから棒に聞こえたけど、最近は糸の揺らし方が上手になったというか、魅力的になったと思う。特に「先生、私の隣に座っていただけませんか?」の「おつかれ」はこんな色っぽい喋り方できるようになって!!!と発狂しそうになった。それだよそれ。声、めちゃくちゃいいよ!!!

このシーン、シナリオ本を読んだら「お疲れ。頑張ったね」と書いてあって、当たり前なんだけどシナリオを読んだ時と映画を見たときの深みが全然違うというか、この一言をこんな色っぽく言う!!?って驚いたんだよ~上手く説明できないけど、言い方でこんなに印象が変わるのか・・・と驚いたシーンだった。

猿楽町とか✕しなの怒鳴る芝居はまた違う怖さと気迫があって、猿楽町レビューの「金子大地に怒鳴られるのが一番怖い」とか、✕しなの「すごい気迫。一人だけ雰囲気がラブコメじゃなかった」というレビューを見て笑ってしまった。確かにラブコメは不向きかもしれない。笑

 

それでさ、大地さ、キスシーン多いよね???という話をまたしますが、キスシーンが多いんですわ!!!多分あんま知られてない!!NOT恋愛映画の恋愛パートやR15パートを任されることが多い!!なんでかって??!そりゃキスシーンが上手いからでしょう!!

腐女子うっかり1話のベットシーンはマジで度肝抜かれたからね。だって耳ハムしてましたよね??アレ、見間違いじゃないよね?タニショーに耳ハム??!もうね、あれを見てから正常な気持ちでいられんよ。演技指導が入ってたのか否かだけでも教えてほしい。耳ハムお願いします。という演出があったんですか??それともアドリブですか???腐女子うっかりがBL作品じゃないことはファンとして重々承知してるわけだけれど、そのせいでキスシーンへの言及が少ないのよ!!あの色気はもっと評価されるべきだと思うんです!!!!!

(とは言えベットシーン目当てに軽々しく見るな(怒)という面倒くさい自分もいるのよ~)

あと、腐女子うっかり2話にある観覧車でキスした後の、ちょっと安堵したというか、新しい自分になれるかもしれないという期待と満足感がこもったあの表情がめちゃくちゃ好き。よし・・・!みたいな。かわいい。その後がしんどい続きだからかわいいとかぬかしとんなよ、だけど、あの顔はかわいい。

 

 

ここまで熱っぽくいろいろ書きなぐってきたけど、やっぱり性格も好き。

性格というか、あのゆーっくりした話し方とか、ゆーっくりしてる割に特に中身のない内容とか、そういうのが面白くて好き。✕しなの舞台挨拶はその顕著な例で、

大地くん「髪染めて………眼鏡かけて……………氷雨、、、みたいな……」

大地くん以外の会場の人々と視聴者((((みたいな??!!!!?))))

となるあの空気感は大地くんにしか出せないんじゃないだろうか。出せないというか、話すのが苦手と言っている割にこの間を恐れない人は大地しかいないんじゃないかと思う笑。

 

しかしちょっと見ない間に舞台挨拶で永遠に下を向いていたあの大地が割と饒舌に、そして周りのスピードにちゃんと追いついて話しているのを見て、ちょっぴり寂しい気持ちになった。前は大地くんが話すたびにあんなにヒヤヒヤしてたのにね、成長してるわ。

 

そして大地と言えば北海道に帰りたい芸ももはや面白い域に達してて好き。

本人は本気だろうし、本当に東京が合わなそうだし、下手したら俳優辞めて帰っちゃうんじゃないかという危険もはらんでるんだけど、それはそうとして大地くんのインタビューで「北海道」という単語の登場率が異様に高くて、北海道の文字を見ただけであぁ、大地は今日も北海道が好きなんだなぁ。いいことだ。と思えるので、一生やっててほしい。

でも、本当に帰ってしまったら悲しいので、定期的に帰省してリフレッシュしてほしい。この前小関くんとけすけさんが宮城(けすけさんの地元)に帰るという番組をやっていたので、大地くんがもう少し売れたら番組で北海道に帰ってほしい。そうしたら大地くんは大好きな北海道に帰りつつ金銭が発生するわけだし、オタクは楽しそうな大地くんを見れるわけじゃないですか。ハッピー。

 

大地くんは「どんな人?」と聞かれても上手く言葉で説明できないところがある。

人見知りは本当にそうだろうけど、好き!って思った人にはグイグイ行くように見えるし、感情が顔に出やすいから素直で単純そうだなぁと思えば、ただ単純な人では表現できないだろうと思わせる演技をしてくる。素と役の幅がすごくてどっち??!ってなるけど、それも俳優オタの醍醐味だよなぁ。

 

 

 

大地の境遇も好き。

事務所オーディションの当日にオーディションの存在を知って、「面白そう」と思って慌てて行ったけど20分遅れてしまって、だけどせっかく来たんだから受けてきなよと言われ、とんとん拍子で東京行きが決まり、母に報告したら「どうすんのさ」と言われ、それはともかく最終オーディションまで勝ち残り、俳優・モデルの部門賞まで受賞し、1000倍を超える狭き門に合格したのに本人の感想は「進路決まった」という一連の流れ、これ何回聞いても楽しい。

(これは大地くんの演技が評価されてるからこそ好意的に見られるエピソードでもあり、遅れて行っても受けさせてくれたのは顔が良かったからだろうなぁと思うエピソードでもある)

 

大地、アミューズに所属できるってめちゃくちゃすごいことだぞ。

 

 

大地くんとご家族の関係も本当に仲の良いエピソードばかりでにっこりしてしまう。

お父さんが大地くんのサイン入りチェキを当てたとか、舞台を見に来てくれることとか、3日置きくらいでテレビ電話してるとか、大地くんが大好物の銀杏が送られてくるとか、刺身が送られてくるとか(刺身!!?)・・・

金子家のエピソードに幸せを分けてもらっている。大地くんを見ていても、本当に愛されて育ってきたんだろうなぁと思うし、現在進行形で愛されていると思う。

 

 

 

 

言いたい事は大概書けたので、最後に今後について…

大河ドラマ「鎌倉殿の13人」がめちゃくちゃ楽しみ!!!

大泉洋小池栄子の息子!!タイトルの「鎌倉殿」は大地くん演じる源頼家を指しているってことを知ったときの衝撃たるや。こんな大役ほんとうにありがとうございます。毎日鎌倉殿の予習をしている。始まる前からもうずっと楽しい。

大地には鎌倉殿があると思うだけで強く生きていける。サンキュー、NHK

 

Twitterでも再三言っているように、私は腐女子うっかりの安藤純くんが本当に好きで、何回見ても飽きないし、むしろまだ味がするし、セリフ言えるくらい好きなんですね。そういう、私の中で特別な作品が大河ドラマにつながったり、「君が世界のはじまり」、「先生、私の隣に座っていただけませんか?」の監督が腐女子うっかりを見ていてくれたりしたことがすごくうれしい。

安藤純くんも好きだけど、安藤純くんが次の好きにつながっているんだなぁと思うと、これからの作品も楽しみで仕方ない。

だから鎌倉殿の13人は特別にうれしくて、感慨深いものがある。大河ドラマ、すごい!!!という気持ちと同時に、いや、そうだよね、腐女子うっかりすごくよかったもん。という気持ちもある。仕事が繋がっていく様子が見られると、好きでよかったなぁと思う。

わたとなの役も超ハマっていた(年下彼氏役)ので、ぜひ、次の役につながってほしい!!

 

そして、わたとなのパンフに映画の待機作3本と書かれていたのが気になっている。めっちゃあるやん。早く知りたい。

 

 

オタクの盲目と言われそうだから心の内に留めていたけど、やっぱり大地くんは顔良し、演技良し、性格良しなのでいつか絶対に世間に見つかると思っている!!少し寂しい!!でもそういう未来が来てほしい!!!のでこれからもずっと応援します。

 

 

 

はぁ、大地のいる生活は毎日楽しいっすね。25歳の大地くんを見るのが楽しみです。