家族のはなし感想
映画『家族のはなし』の感想です。
公式HP〈https://kazokunohanashi.official-movie.com〉
ずっと観れずじまい、、というか完全に脳内の「大地くん出演リスト」から抜け落ちてたのですが、彼の歌が良かったという感想を読んで即観ました。
推しが歌う、とはなかなか怖いもので
推しがアイドルだとしてもバラエティでカラオケしてたりするとドキッとしてしまうし、
本業ではない俳優が歌うとなると尚更緊張感が増してしまう。
そういう時は「いや、これがこの人の仕事だからね!?バンドのボーカル役ってことはんなもん上手いに決まっとるじゃない!!」と言い聞かす。そうそう。イコールにしちゃダメ。
大地くん、大丈夫だろうか。
私はちゃんと観られるだろうか。
ハンサムフェスすらまともに観れていない私が(ダンス見るのも怖い)バンドのボーカル役をまともに観れるだろうか。
(今更ですが大地くんは主人公(岡田将生)がやっているバンドのメンバー(VoGt)という役どころです)
一抹の不安を抱えたまま、ツイッターやFilmarksで見た「金子大地くんの歌良かった!」というレビューに全責任を預け、観ました。いいぞ!自分!進め!
(やっとここからが本編ですよ〜!)
よかったです!
よかったよかった!
歌上手いって言われてたからなんだかんだ期待してたけどスゲェ!って感じではなく
(この人歌うとこんな声になるんだな〜)と思った。新鮮でした。
結果として一番良かったのはライブシーン以外のところで、
デビューすることが決まった後の居酒屋シーンとか
そのあと家でだべるシーンとか
居酒屋で解散の話をするシーンとか
いきなり岡田将生の地元に現れるシーンとか
そこらへんが、あぁ〜上手いな〜と思った
特に好きなのがいきなり岡田将生の地元に来たところなんですが
(面接ぶっちしたのにスーツで登場する)寛太くん「おかげで面接いっこ諦めてきた」
大地「ほら〜」(指差しながら)
という場面があるのですが、
この「ほら〜」までの間と言い方、それにハハハ、と笑う感じ。
こういうめちゃ自然!なシーンが(大地くんに限らずですが)すごいな〜と思う。
台本的に順番くるのが分かっていて、次にここで喋るから!というタイミングでタバコ吸うのをやめたり、ビール飲むのやめたりして(今から喋りますよ〜!!)という気配を感じるとちょっと萎えてしまうんですが、そういうのがなく、自然な雑多感があったのがすごく好きでした。
大地くんは結構分かりやすい役とか、キャラクターがしっかりしてる役とか、ストーリーがフィクション感あるものが多い印象で
つまり居酒屋で普通の大学生が好き勝手話す系の作品に出てるイメージがなかったのですが、それを実は2018年にやっていてなおかつ似合ってるのが分かって良かった〜!
今でこそムビきゅんのおかでで大分大地くんのトークも安心して観られるようになったのですが、(内田真礼さんありがとうございます)
この映画を撮影していた頃は舞台挨拶もままならない時で、、、
そんな時期にはっちゃけてテンションブチ上げバンドマンをやれたの、偉いよ、ほんと!!
偉いとかいうな!という声が聞こえてきそうですが
普段はちょっと聞いている方を不安にさせる声の小さな彼が(最近は大丈夫です!)カメラが回るとちゃんと切り替えて、精一杯頑張る人で良かったなぁと思ってしまう。
当時のインタビューを読んだのですが、自分の歌が映画で流れるのはなんだか気持ち悪かったです(笑)と言い放ったり、これを機に音楽活動をしたい気持ちはありますか?という質問には「ありません」と断言しており、
私はこの人のこういうところが心から好きなあと思ってしまった。
どんな役でもとにかく一生懸命にやるけど、芝居以外では無理せずそのままの感じが大地くんのいいところだと思う。
、、、えーっと、終わりです。
このはてブロ、映画の感想になってました?
大地くんが好きと言い放ち終わった気がしますが
映画を見てストーリー等の感想ではなく上記のようなことを思っちゃったので、ま、いいや。
ちなみに大地くんの出演シーンは10分〜15分なので、気が向いたら見るくらいの映画でした。
次はきみせかの話でもしたい!
では!(-.-)y-., o O